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一般社団法人 KOTOWARI
Mission & Vision
変わる時代の中に変わらない本質 (KOTOWARI = 理) を求め、
自然の理と文明の理の重なるところに個人の理を探求する。

人類が誕生するずっと前から、自然は存在してきました。自然は変化に富み、地球上でさまざまな顔を見せますが、その根底にある「理」は一つであり、どの時代でもどの場所でも同じでしょう。それは、老子の言う「道」のようなもので、この世界の全てを生み、支え、また無に還している、存在の本質です。

例えば、「樹を育てれば、実が得られる」という自然の摂理にも見られるように、樹の成長を考え、そのための手入れをしていけば、過度に人間の干渉がなくとも、その樹には自ずから美味しい実がなります。樹の、そして樹の育つ環境の「理」を見出した結果と言えます。

人間の教育にも同じことが当てはまります。私たちは、世界とその中にいる自分自身の「理」を見つけるために、自然の「理」と文明の「理」に目を向けます。自然と文明は必ずしも対極ではないものの、これは現代の「世界」の両端を表しています。一人ひとりが、この二つの「理」の重なるところを探求することで、自分自身の「理」を見出していきます。

自然の「理」を探求するために、私たちは東洋の叡智に目を向けます。東洋の知恵は、概念的な理解を深めるだけでなく、実践を通して現象をありのままに観る意識を磨きます。他方で、文明の「理」は、人間が人間のために創り、営んできた世界です。ここには人間の内的・外的な性質が表現されています。文明、特に近代の西洋の文明の理を知ることで、過去数十世紀にわたる人間の欲望と知識の変遷、社会と自然環境がどのように形成されてきたかを知ります。

 

自然の「理」と文明の「理」を探求することで、世界と個人のあいだに私たちは意味のつながりを見出すことができます。そうすることで、私たちは自分が何者で、何をしているのか、どこに向かおうとしているのかを、よりたしかにすることができます。つまり、私たちは自分自身の「理」に近づいていくのです。

しかし、現代教育の大きなジレンマは「実を求めて、樹を枯らす」という状態に若者を導いている点にあります。既に決められた目的地に向かうための訓練のみをしていても、若者が自らの性質や価値観を知り、深い自己知を軸にして生きていくことはできません。

社会的な課題解決などの教育の成果をあえて設けず、若者の内のありのままの自然を照らし出し、伸ばすことを私たちは大事にしています。学びの成果に執着、期待をしないときに見えてくる不変の摂理が、それぞれの個人にとって何よりも大切な知恵になるからです。個々人の内面、その内面の価値観が外側に投影された世界観の枠を外していってこそ、本来の「理」が現れてくるものでしょう。

KOTOWARIでは、東洋の先人たちの豊かな内省の伝統、古典的なリベラルアーツの枠組み、これに加えて、自然の中での原体験を学びの柱として、若者が環境や時代による条件付けや固定観念に向き合い、一つ一つ取り払っていくことを促します。そうした批判的思考に根ざした現状認識、その土台の上に築かれる豊かな感性と想像力で、自分自身、ひいては社会の「理」が自然と形に現れていく未来を描いていきます。

2022年5月2日

一般社団法人 KOTOWARI

Project Overview
Testimonials

野中郁次郎

一橋大学名誉教授
一般社団法人KOTOWARI 理事

「KOTOWARI 」は、これからの日本の高等教育の雛形となりうる、重要で新しい試みだと感じています。非常に複雑な問題である気候変動や環境問題に取り組んでいく今の若者に必要なのは、問題を表面的にみるのではなく、その根底にある本質を直感する力です。

そのためには、自らの価値観と仲間との「共感」をベースにして、リベラルアーツも取り入れながら、自分の「生き方」を探究していくことが必須です。そうする中で、自然と人のこれからの関わり方が本質的に見えてくるはずです。本サマースクールが、志ある若者たちにとって、これからどのように生きて、どのように社会を良くしていくかを考える大きな一助となることを期待しています。

竹内弘高

ハーバード大学経営大学院教授
一般社団法人KOTOWARI 理事

日本、そして世界の未来は、今の若者たちの手と頭(暗黙知と形式知)にかかっています。その中で、気候変動や環境問題というのは避けては通れない根本的な問題です。その一方で、今の若者は「経済成長」という一見矛盾する課題とも向き合っていかなくてはなりません。この二つを上手く両立させるためには、どうすればいいのか。

本サマースクールは、多くの若者にとって、自分自身と地球の未来について深く考え、新しいビジョンを描くための絶好の機会となるでしょう。私はこれまで主催者の若者たちと共に数々の仕事をしてきましたが、彼らは日本、ひいては世界を動かしていける人材であると確信しています。このサマースクールが若い世代の未来を築く礎となることを願っています。

Our People

青木光太郎

代表理事

宇野宏泰

理事/事務局長
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〒969-6253 福島県大沼郡
会津美里町杉屋字芦窪乙363

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