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Who We Are

Purpose
Purpose
変容の時代に、変わらぬ理(ことわり)を灯す。 自然と文明の交わる場に、自らの在り方を見出す。
Mission
Mission

現代社会が抱える複雑な危機は、単なる制度や構造の限界を超え、人類の認識そのもの、世界を捉える枠組みの深層にある歪みから生じているとも言えるでしょう。

その歪みを癒すためには、表面的な対処や短期的な成果を追うのではなく、「ものごとの本質を直観し、内側から変わる力」が必要です。この力は、個人の深い省察と共同体の共鳴からしか生まれません。

KOTOWARIは、「探求者たちの源郷」として、
世界を変える前に、世界の見方を変えるための道をひらいていきます。

それは、現代的課題を超えた文明的・精神的次元の探究。
次世代の創造者たちが、自らの「理」に根ざした行為を通じて、
人間、自然、社会、そして目に見えぬものすべてとの新たな関係性を結び直すための道です。

いま、私たちは問いかけます――「この時代において、人間とは何者なのか?」「ともに生きるとはどういうことか?」

Principle
Principle

「理(ことわり)」とは、変化する現象の奥に脈々と流れる秩序と真実。
それは、東洋の道に通じ、西洋の理性とも響き合う、生きとし生けるもののいのちを支える源です。

KOTOWARIでは、この「理」をただ思想として学ぶのではなく、身体、自然、問い、関係性、創造的実践を通して、生きた感覚として体得していく道のりを大切にしています。

私たちは、以下の三つの「理」の交差点に立って活動を展開しています:

  • 自然の理:季節とともに巡る命の循環、大いなる存在のリズム。

  • 文明の理:哲学や歴史、科学や芸術など、人類が築いてきた叡智の系譜。

  • 個の理:一人ひとりに宿る不可侵の中心。内的真実への信頼と、他者や世界との誠実な関係性の中に育まれるもの。

この三つが交わるところに、次なる時代の創造がはじまります。

Our Programs

野中郁次郎

一橋大学名誉教授

「KOTOWARI 」は、これからの日本に求められる教育の雛形となりうる、重要で新しい試みだと感じています。非常に複雑な問題である気候変動や環境問題など、現代の危機に取り組んでいく今の若者に必要なのは、問題を表面的にみるのではなく、その根底にある本質を直感する力です。

そのためには、価値観と共感をベースに自分の生き方と在り方を探究していくことが必須です。そうする中で、私たちが求めるべき意味が本質的に見えてくるはずです。この集まりが、志ある若者たちにとって、これからどのように生きて、どのように社会を良くしていくかを考える大きな一助となることを期待しています。

竹内弘高

国際基督教大学 理事長

日本、そして世界の未来は、今の若者たちにかかっています。気候変動や環境問題というのは避けては通れない根本的な問題である一方、今の若者は経済成長という一見矛盾する課題とも向き合っていかなくてはなりません。

KOTOWARIが提供する場は、多くの若者にとって、自分自身と地球の未来について深く考え、新しいビジョンを描くための絶好の機会となるでしょう。私はこれまでKOTOWARIのメンバーたちと共に数々の仕事をしてきましたが、彼らは日本、ひいては世界を動かしていける人材であると確信しています。この活動が若い世代の未来を築く礎となることを願っています。

KOTOWARI News
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