KOTOWARI's 2022-2023
みなさまからのご協力、ご支援のおかげで、KOTOWARIにとって2022年は実り豊かな1年になりました。2022年5月には非営利の一般社団法人として法人化し、6月には日本の未来を創るための教育事業を支援する「三菱みらい育成財団」の採択事業ともなり、今後の活動の地盤をしっかりと固めることができました。8月には第2回となる会津サマースクールを開催し、中学生から大学院生、社会人も含む25名が奥会津の地で探求の学びを深め、前回を超える盛会となりました。
2022年度は新たなチャレンジとして、オンラインと対面を組み合わせたハイブリット型のフェローシッププログラムの提供をはじめました。フェローシップの参加者は、昨年と今年の会津サマースクールの参加者の中から12名が選ばれ、11月からはじまった毎週末のセミナー形式のプログラムは現在も続いています。2023年1月には雪深い会津にて対面の合宿を行い、個人の最終プロジェクトを2月にまとめて発表する予定です。
2023年度はまた新たな挑戦がはじまります。アメリカのリベラルアーツ大学を卒業した主催者たちのバックグラウンドを活かして、アメリカの大学教育界に静かに起きつつある「Micro-college Movement」という革新的な学びの場作りのムーブメントと日本の若者をつないでいきます。また、社会人を対象としたリトリートプログラムの提供もはじめていく予定です。変わらないものなどないかのように、危機的状況が世界中を覆う時代にこそ、不変・普遍の本質に根ざした内的変容のための学び場を作っていきたい。その想いを形にしていくために、2023年も私たちは活動を続けていきます。
みなさまからのご協力のおかげで、KOTOWARIにとって2022年は実り豊かな1年になりました。2022年5月には非営利の一般社団法人として法人化し、6月には日本の未来を創るための教育事業を支援する「三菱みらい育成財団」の採択事業ともなり、今後の活動の地盤をしっかりと固めることができました。8月には第2回となる会津サマースクールを開催し、中学生から大学院生、社会人も含む25名が奥会津の地で探求の学びを深め、前回を超える盛会となりました。
2022年度の新たなチャレンジとして、オンラインと対面を組み合わせたハイブリット型のフェローシッププログラムの提供をはじめました。フェローシップの参加者は、昨年と今年の会津サマースクールの参加者の中から12名が選ばれ、11月からはじまった毎週末のセミナー形式のプログラムは現在も続いています。2023年1月には雪深い会津にて対面の合宿を行い、個人の最終プロジェクトを2月にまとめて発表する予定です。
2023年度はまた新たな挑戦がはじまります。アメリカのリベラルアーツ大学を卒業した主催者たちのバックグラウンドを活かして、アメリカの大学教育界に静かに起きつつある「Micro-college Movement」という革新的な学びの場作りのムーブメントと日本の若者をつないでいきます。社会人を対象としたリトリートプログラムの提供もはじめていく予定です。
変わらないものなどないかのように、危機的状況が世界中を覆う時代にこそ、不変・普遍の本質に根ざした内的変容のための学び場を作っていきたい。その想いを形にしていくために、2023年も私たちは活動を続けていきます。
2022 Highlights
任意団体KOTOWARIから一般社団法人KOTOWARIへ
一橋大学名誉教授・野中郁次郎氏、ハーバード大学ビジネススクール教授・竹内弘高氏を理事に迎え、一般社団法人KOTOWARIとなりました。
三菱みらい育成財団の2022年度採択事業に
日本の未来を創る先進的な教育事業を支援する「三菱みらい育成財団」の採択事業に選ばれ、3年間の支援をいただくことになりました。
Aizu Summer School 2022を開催
2022年8月17日〜21日で会津サマースクール 2022を開催しました。国内外から100名近くの応募があった中、高校生を主とする24名が奥会津に集まり、自己探求の学びを深めました。
Winter Fellowship 2022-2023を開講
会津サマースクールの学びの核となる知的・内省的作法を理解し、さらに深い自己理解を身に付けていくための、オンラインとハイブリット形式のフェローシッププログラムを11月より開講しました。
2023 Prospects
社会人向けプログラムの提供開始
KOTOWARIのビジョンやプログラム内容の範囲は、年齢層を限ったものではないということを、活動をしていく中で私たちは知りました。参加者の年齢層をより広げた学びの場を2023年度より提供していく予定です。
日米プログラムの構想
アメリカの団体とパートナーシップを結び、自然環境や土地に根ざしたリベラルアーツ、内省の学び場の可能性を探求していきます。学びの共同体の次なる形を日米の学生が構想します。
Aizu Summer School 2023の開催
2023年8月にサマースクールを開催します。対象は主に高校生、また大学生や大学院生です。場所は奥会津となる予定です。
Winter Fellowship 2023-2024を開講
アメリカのパートナーと協力してオンラインプログラムの構想を進めています。対象者はサマースクールの卒業生になります。
08.17.2022 - 08.21.2022 @ 奥会津
会津サマースクール 2022
「環境問題を生み出した科学の世界観とは何なのか?」
「どのように私たちの世界観と自然観を形作っているのか?」
「私たちはどのように自然と向き合っていくのか?」
政治経済、科学と技術、哲学と芸術、そして宗教。これら人類の営みを、日本の若者たちが「自然」を共通項に探究する。会津サマースクールは持続可能な時代を創る若者のための、本質探求の学び場です。福島県奥会津の山の中に、全国各地から20名の高校生、大学生たちが集います。少し先を歩く問いの探求者や実践者たち、また、志を同じくする同朋たちと語り合い、ときには森の中で一人静かに思索し、人生を生きる上での土壌を築きます。
Day 1
Day 2 & 3
Day 4 & 5
11.06.2022 - 01.29.2023 @ オンライン & 奥会津
Winter Fellowship 2022-2023
人間とは何か 私とは何か
このフェローシップでは、サマースクールの内容を土台にして、時代的にも文化的にも多様な哲学、理論、実践を探求していきます。探求の根底にある問題意識としては、私たちの生きる世界が直面している不確実性と複雑さに対応できるような世界観が、まだ存在していないということです。私たちはフェローシップを通して、真剣で純粋な意図を持ったフェローたちと共に、この世界の変化に対する共同的な意味づけを行っていきたいと考えています。このプログラムのファシリテーターもゲスト講師も、答えを持っているわけではありません。答えを提供するのではなく、深い共感と共有が生まれる心理的に安全な空間を作り、各々の知識の限界を理解・尊重し合い、向き合うべき問いに向かっていくための「探究の共同体」を作り上げることを目指しています。