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今だからこそ問う
答えのない問題

自然とは何か?
人間とは何か?

環境問題を起点に
世界と自己の本質を探る

福島県奥会津での
本質探求の5日間

今こそ問う
答えなき問い

自然とは何か?
人間とは何か?

環境問題から
世界と自己
その本質を探る


福島県奥会津
探求の5日間

AUGUST 17 - 21, 2022

KOTOWARI
会津サマースクール 2022

「若者による、若者のための環境教育」

「若者による、
若者のための環境教育」

現代の政治経済、科学技術を背景に、かつてないスケールと複雑さの問題が世界中で起きています。過去に人類が向き合ってきた課題は原因と結果の結びつきが比較的明確にできるようなものでした。しかし、現代の世界が直面している危機は、私たちが認知できる時間と空間の範囲を超えたところで、数多の現象が相互にからみあっていることを示しています。

政治経済、科学と技術、哲学と芸術、そして宗教。これら人類の営みを、日本の若者たちが「自然」を共通項に探究する。会津サマースクールは持続可能な時代を創る若者のための、本質探求の学び場です。福島県奥会津の山の中に、全国各地から20名の高校生、大学生たちが集います。少し先を歩く問いの探求者や実践者たち、また、志を同じくする同朋たちと語り合い、ときには森の中で一人静かに思索し、人生を生きる上での土壌を築きます。

今年のサマースクールで向き合う問いは「環境問題」と「科学技術」。今日、科学技術という言葉は、私たちにある種の相反する感情を抱かせるものとなりました。技術革新がもたらす進歩への信頼が「イノベーション」と謳われる一方、「人新世」という時代が象徴するように、自然を支配しようとする人間活動が環境に与える影響が無視できなくなっています。環境問題の解決には欠かせない一方で、科学の世界観に大きく影響された人間観と自然観そのものが、問題の根幹にあることを私たちは見逃してしまいがちです。

気候変動をはじめとする現代の環境問題は、より切迫して私たちに人間と自然との関係性を問うています。

「環境問題を生み出した科学の世界観とは何なのか?」
「どのように私たちの世界観と自然観を形作っているのか?」
「私たちはどのように自然と向き合っていくのか?」

答えのない探求を共にしていく同朋たちが、この夏、会津に集います。

一般社団法人
KOTOWARI
Guest Lecturers

探求を共にするゲストたち

太田光海

1989年東京都生まれ。映像作家・文化人類学者。神戸大学国際文化学部、パリ社会科学高等研究院(EHESS)人類学修士課程を経て、マンチェスター大学グラナダ映像人類学センターにて博士号を取得した。パリ時代は共同通信パリ支局でカメラマン兼記者として活動した。マンチェスター大学では文化人類学とドキュメンタリー映画を掛け合わせた先端手法を学び、アマゾン熱帯雨林での1年間の調査と滞在撮影を経て、初監督作品となる『カナルタ 螺旋状の夢』を発表。

福永真弓

東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授。東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻博士課程修了(博士)。著書に、『多声性の環境倫理:サケが生まれ帰る流域をめぐる正統性のゆくえ』(ハーベスト社, 2010年)、編著に『環境倫理学』(鬼頭秀一共編、東京大学出版会、2009年)。日本社会学会若手奨励賞(論文の部)、日本社会学会若手奨励賞(著書の部)、東京大学大学院新領域創成科学研究科新領域研究科長賞受賞。

辻信一

文化人類学者・環境運動家。1999年にNGO「ナマケモノ倶楽部」を設立、以来その世話人を務める。「スローライフ」「100万人のキャンドルナイト」「GNH(国民総幸福)」などの環境=文化運動を提唱、2014年、「ゆっくり小学校」を開校。『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社)、『よきことはカタツムリのように』(春秋社)など著書多数。映像作品にDVDシリーズ「アジアの叡智」(現在6巻)がある。

瀬戸昌宣

1980年東京都生まれ。農学博士(農業昆虫学)。米国コーネル大学にて博士号を取得、同大学で研究と教育に従事。2017年にNPO法人SOMAを設立、「ひとが育つ環境をととのえる」をミッションに学びの環境づくりに取り組む。経済産業省 産業構造審議会 教育イノベーション小委員会委員(2021年〜)。ミシマ社より、週刊「学びの未来」と月例「学びの未来 座談会」を独立研究者・森田真生氏と配信中。

KOTOWARI 会津サマースクール 2022

サマースクール開催概要

  • 開催期日・場所

    2022年8月17-21日 福島県南会津町 会津山村道場

  • 募集対象

    高校生、大学生、大学院生 *高校生は保護者の同意が必要です *学校に所属していなくても、15歳~25歳の方は応募可能です

  • 募集人数

    20人(予定)

  • 使用言語

    日本語 (講義やディスカッションは日本語になりますが、同時通訳など英語での対応も可能です)

  • 参加費用

    無料 (プログラム費・食費・宿泊費は無料です。現地までの交通費と事前課題の書籍の購入費のみ負担して頂きます。

  • プログラム後の関わり

    独立した研究プロジェクトをつくることが最終目標。研究プロジェクトはジャーナル形式で印刷され、受講生は学校または地域社会で、探求学習についてプレゼンテーションを実施(希望制)。

  • 選考方法

    募集期間内に提出された作文と、書類選考後の面接によって選考します。

  • 応募方法

    本ページより所定の応募フォームから応募下さい。

  • 応募期間

    2022年7月20日23時59分 (日本時間)まで

  • 選考結果

    参加可否に関わらず7月下旬までにお知らせいたします。選考理由については個別にお答えいたしませんので、予めご了承ください。

KOTOWARI Whitelist
2022年のサマースクールは終了しました。2023年度以降のプログラムへのご参加に興味関心のある方は、以下のメーリングリストに登録をお願いします。プログラム募集がはじまりましたら、メールにてお知らせします。

求める参加者の姿

1. 型にはまらない
既存の考え方や慣習に囚われず、新しい物事を考え、生み出す人

2. 自立した思考力
流行や世論に流されず、自己の内省の上で言動する人

3. 現実を直視する
理想や批判に終わらず、現実世界での実践を含めて思考する人

4. 論理的・抽象的思考
哲学的な問いの価値を理解し、論理的・抽象的な思考法を求める人

5. 素直で純粋な心
自分の大切なことを妥協せず、成功と失敗の両方から誠実に学ぶ人

*現状で上記の全て、又、そのいずれかを満たしている必要はありません。あくまでも、応募者多数の場合に選考基準とされる素養・性質になります。

動画再生
"When the ocean is searching for you, don't walk to the river."
Rumi
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サマースクール参加者の声

サマースクール参加者の声

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"行ってみて、これこそ、ぼくがそれと知らずに身を置くことを待望していた場だったんだ、ということがわかった。

奥会津というマジカルな場所やそこで活動するすごい人たちのこともあるけど、きみたちがつくった、若者たちを中心とするあの場は、つくづくパワフルなものだった。ぼくがついた日の夕方のあの空の夕焼けみたいに。

集まった若者たちも、みんなああいう場を待ち焦がれていたんだなあって。"

Summer Retreat 参加者の声

2023年度のプログラム参加者の声の一部を掲載します。リトリートは自然との深い対話と自己探求の場であり、多くの参加者にとって新たな気付きや変容をもたらす体験になりました。

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Summer Retreat 参加者の声

2023年度のプログラム参加者の声の一部を掲載します。リトリートは自然との深い対話と自己探求の場であり、多くの参加者にとって新たな気付きや変容をもたらす体験になりました。

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2022年のサマースクールは終了しました。2023年度以降のプログラムへの参加に興味関心のある方は、以下のメーリングリストに登録をお願いします。プログラム募集がはじまりましたら、メールにてお知らせします。
会津サマースクール 主催

一般社団法人 KOTOWARI

宮城治男

メンター

青木光太郎

代表理事
連携団体・企業スポンサー

PARTNER & SPONSOR