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Summer Retreat 2023 開催報告

8月 27, 2023 @ 8:00 am - 5:00 pm

2023年8月16日〜20日にかけて、奥会津の山村道場でKOTOWARI Summer Retreatが開催されました。リトリートを通してのテーマは「世界」と「私」。古今東西の哲学や宗教が向き合ってきた永久の命題「世界とは、何で、どのようにできているのか」「そのような世界で、私はどう在りたいか」を、全国から集まった若い世代が探求していきました。
 
 
リトリートの初日はゲストの山田博さんによる森の中でのワークからはじまり、気づけば参加者がただ自然の中に佇んでいる姿がありました。本当のことは、思考や言葉では掴みきれない、何でなのかはわからないけれども、ただそう感じてしまうことの中にある。普段は見逃されてしまっている、その感覚。自分と世界の、たしかな何かを感じるための準備をしていく、森のなかでの時間でした。
 
 
その後のプログラムでは、参加者が数人の輪になり、感じたことに自らの言葉を見つけていく、対話の時間が設けられました。「日常では本当に空っぽな言葉を使っていた」と、語った参加者の一人は、日が進むにつれて、沈黙から自ずと受け取られる感覚を、言葉に込めるようになっていきました。「言葉にしてみたら当たり前のことなのに、すごい発見をしたかのように感じるのはなぜだろう」と、また別の参加者の気づきがありました。そのように発された言葉が互いの内に共鳴して、より各々にとっての真実に近いところで対話が行われました。
 
 
今回のリトリートでは、昔から継承されてきた探求の道の中に、自分自身と世界を見出そうとするゲスト講師をお招きしました。日本古来の宗教である修験道の実践者(成瀬正憲さん)や禅僧(星覚さん)、そして哲学者(内山節さん)。哲学的な概念の整理をした上で、修行や作法といった日々の実践から、この場でたしかに感じられたものを身体と心に落とし込んでいくことの意義を知り、日常で意識される在り方から世界は作られていくのだという学びがありました。
 
 
ある参加者の言葉を借りるならば、リトリートとは「私自身が世界をどのように認識し、その中でどのようにありたいか、ということを思い出させてくれる場」。年齢や属性などの表面上の違いを包括している、それぞれの内とまた同時に外にも存在している根底のものに、参加者の多くが触れることのできた時間となりました。この気付きを各々の帰っていく日常に活かし、自分の属する輪の中心に灯していってもらえればと願います。
 
 
この場を形にするために多大な貢献をしてくれたボランティアスタッフのみなさん、そして、参加者のみなさん、ありがとうございました。誰か一人が欠けていても成り立たなかったリトリートとなりました。また、スポンサーとしてご支援をいただいた財団、企業様にも深くお礼を申し上げます。後日、今回のリトリートの内容をまとめたレポートを公開させていただきます。

詳細

日付:
8月 27, 2023
時間:
8:00 am - 5:00 pm
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